関脇正代は、大相撲秋場所で初優勝を飾りました。それにともない、2020年9月30日大関昇進の伝達式が行われます。
注目の口上ですが「至誠一貫」という四字熟語が用いられるのが濃厚となっているようですね。
そして、伝達式はYoutubeでも生配信されます!こちらにも注目です!
それでは、「至誠一貫」がどのような意味なのか、調べてみましたよ。
至誠一貫(しせいいっかん)の意味は?
「至誠一貫」かっこいいですね!「しせいいっかん」と読みます!でもあまり聞いたことない四字熟語ですが、どのような意味があるのでしょうか。
至誠一貫・・・最後まで誠意を貫きとおす
「至誠」は中国の儒学者、孟子の「至誠にして動かざる者、未(いま)だ之(こ)れ有らざるなり」からきており、誠をもって尽くせば人の心は必ず動くという意味なんだそうです。
また、吉田松陰は「至誠通天」という言葉を残しています。
至誠通天・・・誠を尽くせば、願いは天に通じる
「誠を貫けば、天にも通じる。一つ一つの課題に誠実に取り組み努力をすれば、必ず願いは叶う」という意味です。
最近では星稜高野球部が「至誠一貫」をチームのスローガンに掲げています。
すごく重い言葉ですね。正代はネガティブ発言しがちだと言われていますが、今回の言葉はまったくネガティブではありませんね。とっても覚悟をもっておっしゃったのではと思います。
正代直也プロフィール
名前:正代直也(しょうだいなおや)
生年月日:1991年11月5日
出身地:熊本県宇土市
身長:184cm
体重:170kg
血液型:A型
得意技:右四つ、寄り、もろ差し、掬い投げ
所属部屋:時津風部屋
小学1年から相撲を始めて、熊本農業高校3年時に国体相撲少年の部で優勝。
東京農業大学国際食料情報学部国際農業開発学科に進み、2年生時には学生横綱になり大相撲の幕下15枚目格付出の資格を取得したが、卒業を優先してプロ入りせず、14年春場所に前相撲で初土俵。序ノ口、幕下、十両で優勝し16年初場所新入幕。
学業をちゃんと優先して、卒業するというところも正代のいいところではないでしょうか。また、かわいらしい笑顔もいいですね。
大関昇進伝達式
<新大関!正代>
正代は「謹んでお受けいたします。至誠一貫の精神で相撲道に邁進してまいります。本日は誠にありがとうございました」と口上を述べました。#sumo #相撲 #新大関 #正代 pic.twitter.com/ZmEWvmOWWh— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) September 30, 2020
伝達式前の電話取材では、
四字熟語なのか、ことわざなのか普通にバラしちゃっていいんですか? なるべくフワッとさせたかったんですけど、ことわざじゃないですよ。事前の取材でばらす人っているんですか?」。そう言いながら正の字? 「入ってないです。さすがにそんな狙い方はしません」。熊本の熊は? 「入ってないですね。本も」
引用:中日スポーツ
正直すぎる受け答えに正代らしいとw
伝達式では、「なるべくかまないようにしたい。緊張したら口が渇くんです。ギリギリまで水を飲んでるかもしれないです」。と漏らしていたようです。
まっすぐに相撲に取り組む姿勢にはとても好感が持てますし、これからも応援していきたいですね。
本当におめでとうございます!!
伝達式Youtube配信
ライブ配信の様子を見ることができます。
まとめ
大関昇進正代の伝達式、口上についてまとめていきました。
至誠一貫・・・最後まで誠意を貫きとおす
すっごくかっこいい言葉でした!