バトミントンタカマツペアでお馴染み高橋礼華さんが引退を発表されました。明日、ペアであった松友美佐紀選手と一緒にオンラインで会見を開かれるようです。
2016年リオデジャネイロオリンピックで史上初の金メダルを獲得してとても話題となりました!この時のこと、覚えています!とっても感動しました!
これからも今までのように活躍をし続けてくれるだろうと思っていたので、急な発表にとても残念な思いでいっぱいです。
では、どうして引退を決意したのか考えてみました。
高橋礼華引退の理由は?
リオデジャネイロオリンピックのバドミントンで金メダルを獲得した高橋礼華選手と松友美佐紀選手のペア、「タカマツペア」の高橋選手が現役を引退する意向を固めたことがわかりました。 https://t.co/t192TpB1FZ
— NHKスポーツ (@nhk_sports) August 17, 2020
本当なら今頃は、東京オリンピックが開催され、日本中が感動の渦に巻き込まれていたでしょう。
それが、未知のウィルスに世界が侵されてしまい、世の中が大変な状況になってしまいました。そして、このせいでまさか東京オリンピックが延期になるなんて思ってもみませんでした。
東京オリンピックの延期が決まり、一番戸惑っているのは選手たちだと思います。オリンピックに焦点をあててずっと練習を重ねてきた選手たちにとっては、相当な一大事。今後どうすればいいのだろうと不安にかられる選手も多くいると思います。
高橋礼華選手も、そのような状態にあったのかもしれません。
日刊スポーツの記事には、
タカマツペアの東京五輪選考レースポイントは6位ながら、福島、広田組、永原、松本組に次ぐ日本人3番手で、2枠の出場権を獲得するのは厳しい状況になっていた。
引用:日刊スポーツ
19年は、過去最多の21大会に出場。大きなケガもなく1年間フル回転したが、5月からの五輪選考レース後は優勝することができず、準優勝が4回。今年3月の全英オープンでは世界ランキング1位の中国ペアを破るなど奮闘したが、準決勝でフクヒロペアに敗れ、出場が絶望的となった。同大会後コロナ禍により、選考レースが中断。
引用:日刊スポーツ
とあります。
練習したいのに、思うように練習もできず、そのまま東京五輪の選考会を迎えたりして、いつもの力が発揮できずに、いい結果が出せないといった悪循環となりモチベーションが維持できない状態に陥っていたのかもしれません。
高橋礼華選手のように、そういった状況の選手が多くいるのではと思うと、とても心苦しいです。
東京オリンピックは延期となりましたが、延期の日程で必ず開催されるのか?と今の状況をみているととても心配になります。
一日も早くコロナ渦が収まるのを祈るしかありません。
高橋礼華記者会見
バドミントン・タカマツペア、リオ五輪金の記念日に涙の解散会見 高橋は引退「余り物が1番の成績を…」(写真 全51枚)https://t.co/z2p7HNJYVT
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) August 19, 2020
やはり、東京オリンピックの延期が大きな気持ちの転換点となったようですね。パートナーであった松友選手は混合ダブルスに転身し、現役を続けます。
しばらくは、ゆっくりとしたいそうです。ぜひ、ゆっくり休まれて下さい!
高橋選手、食に興味があるということで、カフェなど飲食系の道へ進まれるかもしません。意外でしたが、バトミントンが観戦できるカフェなどはどうかなって思いました。
本当にお疲れ様でした!
高橋礼華プロフィール
プロフィール
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名前:高橋礼華(たかはしあやか)
生年月日:1990年4月19日
出身地:奈良県福原市
身長:165cm
利き腕:右
趣味:漫画を読むこと
主な成績
【国内大会】
- 2009年 大阪インターナショナルチャレンジ ダブルス 優勝
- 2009年 大阪インターナショナルチャレンジ 混合ダブルス 第3位
- 2010年 全日本総合選手権大会 ダブルス 第3位
- 2010年 全日本社会人大会 混合ダブルス 第3位
- 2010年 全日本社会人大会 ダブルス 優勝
- 2010年 大阪インターナショナルチャレンジ ダブルス 準優勝
- 2011年 全日本総合選手権大会 ダブルス 優勝
- 2012年 全日本総合選手権大会 ダブルス 優勝
- 2012年 全日本社会人大会 ダブルス 優勝
- 2013年 全日本総合選手権大会 ダブルス 優勝(3連覇)
- 2013年 全日本総合選手権大会 混合ダブルス 第3位
- 2013年 全日本社会人大会 ダブルス 優勝
- 2013年 日本ランキングサーキット大会 混合ダブルス 優勝
- 2015年 全日本総合選手権大会 ダブルス 優勝
- 2016年 全日本総合選手権大会 ダブルス 優勝
- 2017年 全日本総合選手権大会 ダブルス 準優勝
- 2018年 全日本総合選手権大会 ダブルス 準優勝
【国際大会】
- 2016年 リオデジャネイロオリンピック ダブルス 優勝
- 2017年 ダイハツ・ヨネックスジャパンオープン ダブルス 優勝
- 2017年 オーストラリアオープン ダブルス 優勝
- 2017年 アジア選手権 ダブルス 優勝(2連覇)
- 2017年 シンガポールオープン ダブルス 準優勝
- 2018年 ワールドツアーファイナルズ ダブルス 優勝
- 2018年 韓国オープン ダブルス 優勝
- 2018年 中国オープン ダブルス 優勝
- 2018年 アジア競技大会 ダブルス 準優勝
- 2018年 マレーシアオープン ダブルス 優勝
- 2018年 インドネシアマスターズ ダブルス 優勝
- 2019年 中国オープン ダブルス 準優勝
- 2019年 インドネシアオープン ダブルス 準優勝2019年 インドネシアマスターズ ダブルス 優勝(2連覇)
もう、この2人のペアが見れないと思うと残念でなりません。
まとめ
高橋礼華選手の引退はとても残念ですが、しばらくはゆっくりと休養を取ってほしいなと思います。
今後は、日本のバトミントン界に何かしらの形で携わってくれることを望みたいですね。